『り📚書店員による小説のすゝめ』
こんにちは。り📚書店員です。
みなさまいかがお過ごしですか?
今回は久しぶりに『最近読んだ本 / 今日買った本・届いた本』についてのお話をしたいと思います。
最近読んだ本📚
『別れの色彩』ベルンハルト・シュリンクさん著
新潮クレストブックスより発売されている外国の短編小説集です。
ベルンハルト・シュリンクさんはわたしが初めて読んだ作家さんなのですが、これほど素晴らしい作家さんをどうして今まで知らずに来たのだろうとショックになってしまいました。
ぜひ今すぐに読むべき小説です!
また後日、単発記事で『別れの色彩』についての書評を書きたいと思っています。
ぜひチェックしていただけたら嬉しいです。
『ある男』平野啓一郎さん著
- 価格: 1760 円
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こちらもとても素晴らしい小説でした。
わたしは平野啓一郎さんの大ファンです。そしていつも芥川賞の選評もひじょうに楽しみにしている方です。
この小説『ある男』の話の内容だけ捉えて、「ミステリーだ」と言う人もいるでしょう。
主人公が真相を追っていくような物語が数多くあるのに、必ずしもそういった物語を「ミステリー」と括りたがるのはわたしはもったいなく思えてなりません。
平野啓一郎さんが書いたのは謎解きのストーリーだけにあらず。ぜひいちど読んで確かめてみていただきたいです。
『うるうの朝顔』水庭れんさん著
- 価格: 1815 円
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『うるうの朝顔』については別のサイトさんで書評を掲載しました。
ぜひそちらが何かのご縁であなたの目に留まってくれたら、何よりのことと思います。
小説『うるうの朝顔』は1冊を通してほとんどが幻想的でふわふわとした世界観です。
そんな中で1文、極めて現実的な描写が差し込まれているのです。
読み手によりいろいろな受け取り方をできるようで、強いメッセージを感じました。
今日買った本・届いた本を紹介する📚
『愛の夢とか』川上未映子さん著
[rakuten:book:17865907:detail]
川上未映子さんは今、最新長編の『黄色い家』で話題沸騰ですね。
そんな中映像化の話があると聞いて、ずっと未読のままにしていたけれども確かに気になっていた小説『愛の夢とか』をやっと購入することとなりました。
こんなに時間が経ってしまって申し訳ないという気持ちいっぱいになりながら、これから読むのをとても楽しみにしています。
[rakuten:book:20861385:detail]
『ペーパー・リリイ』佐原ひかりさん著
[rakuten:book:20670322:detail]
わたしは佐原ひかりさんの大ファンで、既刊2冊を読んでいます。
さらに連載をされている文芸誌もチェックをしているのです。
エンタメ小説ながらひじょうに深みのある主題を貫いてくる、興味深い作家さんだと思っています。
この『ペーパー・リリイ』はいつもとはかなり違ったテイストかなと表紙を見て思っていますが、実際どうでしょうか。
読んでみてからのお楽しみだと思っています。
『エレクトリック』千葉雅也さん著
[rakuten:rakutenkobo-ebooks:22196770:detail]
第169回芥川賞の候補作として選出されています。
候補作は5つを続けて読もうと思っていて、これが1つ目になる予定です。
連読をすることで自分の中でひらめくものがあるといいなと思っています。
終わりに📚
今日のブログはここまでにしようと思います。
日々たくさんの方に読んでいただけているようで、アクセス解析を見るのがとても楽しいです。
とても嬉しいです。どうもありがとうございます!
始まって間もない小さなブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。
ぜひフォローやいいねをしていただけたら嬉しいです!
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以上、り📚書店員でした~!
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