『り📚書店員による小説のすゝめ』
こんにちは。り📚書店員です。
みなさまいかがお過ごしですか?
最近読んだ本📚
清水裕貴さん著『海は地下室に眠る』
- 価格: 1980 円
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清水裕貴さんはわたしがが個人的に今、とても注目をしている作家さんです。
今回読んだ『海は地下室に眠る』、素晴らしく良かった…!
よく「戦前と戦後つなぐ」と言う謳い文句がありますが、この『海は地下室に眠る』は「戦後と戦前をつないだ」物語ではないかとわたしは思いました。
わたし個人、美術館も興味がありますし学芸員さんのお仕事についても気になります。
そんなわたしにとって、美術館のお仕事や学芸員さんの日常もとても楽しいエピソードでした。
川上弘美さん著『森へ行きましょう』
- 価格: 1045 円
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『森へ行きましょう』はわたしのだいすきな、大河小説ですね。
両親から生まれるところに始まって、0歳から亡くなるまでを描いています。
しかも従来の大河小説と違う点があります。それが、主人公の人生は二股に分かれているのです。
いわゆるパラレルワールドの物語。
興味深いのは、2つの世界の主人公が、1人は文学を愛し、1人は理科研究を愛すというところでしょう。
全く真逆のように感じてとても興味深かったのです。
プロフィールを確認したところ、川上弘美さんは元が研究者さんだったそうです。
作家にならなかった人生を時折想像されているのかもしれないと感じました。
こちらの記事で書評を掲載してみました!よかったら覗きに来ていただけますと嬉しいです〜
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エクスナレッジ出版『美しい本屋さんの間取り』
- 価格: 1980 円
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雑誌のように楽しめる本です。
わたしは本屋さんで働いていますし、本屋さんがだいすきですが、自分で1から立ち上げてみようと言う夢はあんまりありません。
『美しい本屋さんの間取り』の中で紹介されているのは多くが個人書店です。
新刊古本問わず全国から個性的な書店の売り場の写真が集まっている1冊。
本屋さんの未来を感じました。
戸谷洋志さん著『SNSの哲学』あいだで考えるシリーズ
150ページ位の薄めのムックのような感覚で、哲学思考に浸ることができます。
創刊は『SNSの哲学』と『自分疲れ』の2本立てによりスタートしています。
今日買った本・届いた本📚
金原ひとみさん著『AMEBIC』
- 価格: 407 円
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金原ひとみさんはもう安定。永遠にすきです。
近いうちに金原ひとみさん全著作を読了したいと思っていて、こちら『AMEBIC』もその一環です。
わたしは短編集よりも中〜長編がすきなので、すきな作家さんの長編小説はとても貴重です。
戸森しるこさん著『ぼくらは星を見つけた』
- 価格: 1540 円
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純文学や海外文学一般文芸の紹介が多いこちらのブログ『り📚書店員による小説のすゝめ』ですが、わたしは児童文学もめちゃめちゃにすきです。
『ぼくらは星を見つけた』はタイトルと表紙が可愛くて、香る幻想さにうっとりして惹かれてしまいました。
『ぼくらは星を見つけた』については、他のサイトさんで書評の掲載の予定があります。
読むの楽しみ!
染井為人さん著『滅茶苦茶』
[rakuten:book:20925454:detail]
とんでもないタイトルの小説が生まれたようです。
表紙の色もどんよりとしていて、3人の人物たちの表情もなんだかすっきりしない。
これはめちゃくちゃな小説の予感がします。
ジェイミー・フォードさん著『あの日、パナマホテルで』
[rakuten:book:15673950:detail]
お気に入りの大きな書店の集英社文庫コーナーで見つけました。
外国文学を掘り出すのが個人的にめちゃめちゃ趣味なのですが、翻訳ものはどうしてもお金がかかります。
新しい出会いはとてもうれしいです。
終わりに📚
今日のブログはここまでにしようと思います。
日々たくさんの方に読んでいただけているようで、アクセス解析を見るのがとても楽しいです。
とても嬉しいです!
どうもありがとうございます!
始まって間もない小さなブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。
ぜひフォローやいいねをしていただけたら嬉しいです!
以上、り📚書店員でした~!