『り📚書店員による小説のすゝめ』
こんにちは。り📚書店員です。
みなさまいかがお過ごしですか?
【読みたい本がありすぎる!本物の読書家さんへ】
本日の記事では、新潮社さんの夏の文庫フェア「新潮文庫の100冊 2023」について、概要や特典のもらい方、対象書籍の中から「書店員わたしのおすすめ」を一挙公開していきます。
「新潮文庫の100冊」概要
「新潮文庫の100冊」は配布されている冊子「新潮文庫の100冊」2023に掲載されている書籍が対象です。
本屋さんでは、「新潮文庫の100冊」と書かれた帯が巻かれている、
または「限定プレミアムカバー」というフェア内ブランドとして発売をされていますので、そちらも併せてチェックしてみてください。
いずれも新潮社さんの文庫フェア「新潮文庫の100冊」の対象書籍です!
対象書籍をレジへ持っていくと、書店員さんがどの特典が欲しいかを聞いてくれますよ。
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「新潮文庫の100冊」もらえる特典
本屋さんのレジでもらえる特典は「ステンドグラスしおり」です。
新潮文庫のキャラクター、キュンタが夏を満喫しているイラストが全4種類。
文庫本にも挟めるサイズと、夏を思わせる色使い。
そして透き通ったステンドグラス風のプラスチック。全種類集めたくなりますね。
「新潮文庫の100冊」のフェアでは、購入冊数分のステンドグラスしおりをもらうことができます!
もし4冊を選んで本屋さんのレジに持って行ったら、好きなデザインを4つ選ぶ、もしくは全種類コンプリートもできちゃうんです。
ただしステンドグラスしおりの特典は先着順になります。夏の終わりには配布終了してしまっている絵柄もあるかもしません。
書店さんに在庫としてある分がなくなり次第終了となりますのでご注意ください。
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「新潮文庫の100冊」わたしのおすすめをご紹介
今年2023年の「新潮文庫の100冊」の冊子の中から、わたしの既読おすすめ小説をご紹介したいと思います。
全てもちろん「新潮文庫の100冊」フェアの対象。キュンタのステンドグラスしおりがもらえる書籍たちです。
ぜひチェックをお願いします!
『ぼくは勉強ができない』山田詠美さん著
- 価格: 473 円
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こんなにモテなくて勉強ができなくて、しかし退屈な大人になんてなりたくない。
17歳の高校生が他者に何を思っているのか。
家で自分の胸の内では、何を思っているのか。
高校生はそう自由ではないけれども、大人が思うほどに子どもでもないのです。
『ぼくは勉強ができない』はそのことを思い出させてくれる、高校生青春物語です。
『自転しながら公転する』山本文緒さん著
- 価格: 1045 円
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お寿司屋さんで働いている彼って、格好悪いですか?
仕入れに行って、お寿司を握っているような華麗な職人業。かと思えばそれがバイトだと聞くと一瞬でみんな「そんな彼氏と別れたほうがいい」と主人公に説きます。
いい年してバイト見習いだなんてと。
もちろんお金も、仕事も、大事。
だけれどもそれだけで相手を見て欲しくないと思ったわたしは、この主人公の大いなる味方となって読み進めていたのかもしれません。
【読みたい本がありすぎる!本物の読書家さんへ】
『マクベス』シェイクスピア著
3人の魔女の予言と波乱の感情によってダンカンを殺し、王に即位したマクベス。
主人公マクベスの中で渦巻く悪のスパイラルは、どんどん加速し止まらなくなっていきます。
それは自分をもかすめ取ってしまうほどに。
足元を自分の欲に救われたような名作戯曲です。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディーみかこさん著
あまりにも有名になりすぎた一作ですね。
日本の学校社会しか知らないわたしには、読書当時(高校時代だったかと・・・)階級にこんなに名前がついていることがまだピンとこなかったです。
その上、自分がどこクラスにあたる家柄なのかも明確に考えたことがなかったと気づかされました。
優等生のぼくは日々、いろいろなことに悩み考えている。
その様子の見つめるお母さんの目線は温かくて心地いいです。
読者全てを親心のような目線で大切にしてくれる1冊だと感じました。
『とわの庭』小川糸さん著
- 価格: 693 円
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小川糸さんの小説がだいすきでこれまで全作を読んできているのですが、今作『とわの庭』はなんだか大きく世界線が異なるような気がしました。
暗闇の中で懸命に生きていく眩しいほどの力強さがある主人公の小説です。
弱気なわたしが打ち砕かれるような鋭い出来事が多いのですが、とわさんは果敢に立ち向かっていくのです。
『カーテンコール!』加納朋子さん
- 価格: 737 円
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卒業まもなくの私立女子大学で卒業が危うくなってしまった学生たち。
この小説『カーテンコール!』んお舞台には彼女たちを一生懸命に励まし、見守って、送り出そうとしてくれる大きな力があります。
時に「彼女はどうなってしまうんだろう」と心配でたまらなかった登場人物もいましたが、どんなに辛い時だって大きなの温かい視線はきっと、感じられるものなのでしょう。
この表紙イラストのごとく様々なカラーの学生や個人の表情をした女子生徒たちが集まることによって起こる化学変化が、きっとあるのだと感じます。
終わりに📚
今回は新潮社さんの夏の文庫フェア「新潮文庫の100冊」についての概要、特典、わたしのおすすめ対象書籍についてのお話でした。
いかがでしたでしょうか。
今年の文庫フェアについての記事はこのようなものも書いています。
ぜひ併せて読んでいただけると嬉しいです。
今日のブログはここまでにしようと思います。
日々たくさんの方に読んでいただけているようで、アクセス解析を見るのがとても楽しいです。
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とても嬉しいです。どうもありがとうございます!
始まって間もない小さなブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。
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以上、り📚書店員でした~!
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