り📚書評家による小説のすゝめ

若手書評家、アートカルチャー系ライターをしています。り📚です。元書店員。独自書評や買った本の話、美術館や観劇の記録などをつけていきます。併設趣味ブログhttps://culture76.hateblo.jp/

書評 / 創元社「あいだで考える」シリーズ祝・創刊!

『り📚書店員による小説のすゝめ』

こんにちは。り📚書店員です。

みなさまいかがお過ごしですか?

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本日の独自書評はこちら。

創元社さんより創刊されたばかりの哲学思考「あいだで考える」シリーズの2冊より

SNSの哲学』と『自分疲れ』をレビューします。

 

 

 

今回は創刊号2冊を読了したわたしが書評を書いていこうと思います。

ぜひ読んでいただけますと嬉しいです。そして「あいだで考える」シリーズもチェックしていただけたら何よりと思います。

 

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「あいだで考える」シリーズについて

哲学ってめんどくさそう?難しそう?

いえいえ。この「あいだで考える」シリーズはとっつきやすく、読みやすさに特化したシリーズだと感じました。

 

まずはかわいい表紙とサイズ感。両手にすっぽりと収まりの良い、小さめの判型です。

ムックのようにして読むことができる、文字が多すぎずページが分厚すぎない作り。

さらに軽くて持ち運びにも便利なので、ちょっと思いついたときに開いてみるにはハードルもかなり低いのではないでしょうか。

 

なんだかちょっと自分の日常生活に、しんどさや疲れを感じている時。

哲学に踏み込んでみたい時。

もしあなたがそんな気持ちになったら、創元社さんから創刊されたばかりの「あいだで考える」シリーズはぴったりだと思います!

 

どれから読んでも、1冊だけ齧ってももちろん大丈夫。

ぜひ思い切って読んでみていただけたら嬉しいです。

10代以上のすべての人のための人文書のシリーズ[特設サイト]シリーズ「あいだで考える」 - 創元社はこちらからどうぞ。

 

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SNSの哲学』

リアルとオンラインの間について、著者とともに考えてみるのがこちら『SNSの哲学』です。

 

このはてなブログ『り📚書店員による小説のすゝめ』もまたオンラインの場ではありますが、SNSとしてもっとメジャーなのはInstagramTwitterFacebookではないでしょうか。

 

実際にこれらのSNSについて気をつけるべきことも、『SNSの哲学』ではかなりしっかりと記載されています。

おそらく「どれか1つは利用したことがある」という人が多いのではないでしょうか。

 

わたしが意外だな と感じたのが、Twitterの由来となった「ツイート」という言葉の語源です。

元は鳥のさえずりのことを表す単語だそうです。

その可愛らしいおしゃべりのようにTwitterを使えれば良いのですが、人間がTwitterでつぶやく「ツイート」は、さえずりのような可愛らしく伝えるべき対象がいないものではありません。

より自分の思想に近い発言であるために、Twitter立ち上げ時のコンセプト以上に気をつけなくてはいけないことがあるのかと教えてくれました。

 

なるほどだからTwitterはトラブルや炎上の多いイメージがあるのかもしれません。

上手に使っていきたいSNSナンバーワンだと感じました。

 

『自分疲れ』

あなたが自分に疲れてしまう時はどんな時でしょうか。

ココロが疲れてしまう時と、カラダが疲れてしまう時。どちらが多いですか?

わたしはココロが疲れてしまうときの方が圧倒的に多いと思います。

 

そんなわたしを救済してくれるのは、考え方の改め、つまり哲学でしょう。

ではカラダの方がよく疲れてしまう人には、哲学や、この『自分疲れ』は果たして役に立たないのでしょうか。

いいえ、そうではありません。

 

ココロとカラダは微妙につながっていて、関連しあっています。

どちらかをコントロールできない時には、どちらかを操作してあげることで負担を軽減することができるのです。

言われてみれば「なんだそんなこと」と思うようなシンプルな理屈ですよね。

 

けれども、この『自分疲れ』を素直な気持ちで読んでみると、かちりとはまるピースがあるのです。

自分のことなのになんだかよくわからない。

そんな気持ちを救済してくれます。

 

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「あいだで考える」シリーズおすすめシチュエーション

10代以上のすべての人のための人文書のシリーズ「あいだで考える」。

つまり、小学校高学年くらいから上の年の読者へ、誰の役にも立ってくれるような哲学思考のシリーズ。

それが「あいだで考える」シリーズです。

 

けれどもそう言われて全ての人が読んでみようと気が向くわけではないかもしれません。

そこでわたしが「あいだで考える」シリーズをぜひ読むべしおすすめのシチュエーションをいくつか考えてみました。

 

携帯を触りすぎているなと感じた時

携帯やオンライン社会を救済してくれるのは『SNSの哲学』だけではありません。

自分の思考に深く潜り込むこと。それさえもあなたを助けてくれるはずです。

ぜひ瞬間的なオンラインの世界に浸りすぎたと反省したときに、「あいだで考える」シリーズを手に取ってみてください。

 

「ちょっとゆっくりしたい」と感じた時

ゆっくりしたい時ほど、したいことが見つからないものです。

ゆっくり読書はいかがでしょうか。

もし小説や分厚いムズカシイ本を読むのが難しいのであれば、ぜひとも「あいだで考える」シリーズを手に取ってみてください。

 

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素敵な小説や映画に触れたあと

素敵な小説や映画を楽しんだ後は、思考がどこまでも遠くへ伸びていく感覚に陥りませんか?

 

その伸び伸びとした思考をもっと楽しみたいときにはぜひ、「あいだで考える」シリーズを手に取ってみてください。

あなたと「あいだで考える」が共になって、最高傑作のような思考の道筋を築くことができるのではないでしょうか。

 

「あいだで考える」シリーズのこの後

「あいだで考える」シリーズはこの先、2ヶ月に1冊のペースで発刊されていく予定です。

そして次に登場するのがこちら。『ことばの白地図を歩く』です!

 

『ことばの白地図を歩く』は2023年6月発売。

そろそろ店頭に並び始める書店もあることと思います。ぜひお近くの書店で探してみてくださいね。

 

終わりに📚

本日の独自書評では、創元社さんより刊行された「あいだで考える」シリーズより2冊をレビューしました。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

今日のブログはここまでにしようと思います。

日々たくさんの方に読んでいただけているようで、アクセス解析を見るのがとても楽しいです。

 

とても嬉しいです。どうもありがとうございます!

始まって間もない小さなブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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以上、り📚書店員でした~!

 

 

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