り📚書評家による小説のすゝめ

若手書評家、アートカルチャー系ライターをしています。り📚です。元書店員。独自書評や買った本の話、美術館や観劇の記録などをつけていきます。併設趣味ブログhttps://culture76.hateblo.jp/

最近読んだ本 / 今日買った本・届いた本📚

『り📚書評家による小説のすゝめ』

こんにちは。り📚書評家です。

みなさまいかがお過ごしですか?

 

【お気に入り小説が原作の映画を無料で楽しめちゃいます】

 

本日は「最近読んだ本 / 今日買った本・届いた本」のお届けです。

ニッチにこだわった選書をしています。

ぜひおたのしみいただけましたら嬉しいです。

 

最近読んだ本📚

『ふしぎなメリーゴーラウンド』リーザ=マリー・ブルームさん著、はたさわゆうこさん訳、こやまこいこさん絵

こちらは児童書です。

木彫りが得意なおじいさんが、動物がたくさんのメリーゴーランドをつくりました。

メリーゴーラウンドの動物たちはちょっぴり不思議な能力があります。

 

彼らは人に愛されることを望み、人を愛すことを望んでいます。

とてもきれいな物語の終着の仕方に、メリーゴーラウンドのような円循環を思い浮かべました。

『愛されてんだと自覚しな』河野裕さん著

とてもロマンを感じました。ぜひドキドキしながら読んでいただきたいと思います。

物語の強となるある書物。

その書物の由来を読んだときに、自分がこの物語『愛されてんだと自覚しな』にすっかり惚れ込んでいることを自覚しました。

 

最後に眠るのは、叙述トリックのような驚きです。

『すべての月、すべての年』ルシア・ベルリンさん著、岸本佐和子さん訳

 

こちらもぜひ、併せておたのしみください。

短編集なのですが、一貫した世界線を感じさせます。

毎作、主人公も場面も違うのですが、どこか一貫した思想が見えるのです。

それは、「著者ルシア・ベルリンさんの自伝的小説であるという」共通項のためでしょう。

 

悪なお姉さんのドラッグ、タバコ、アルコール漬けの毎日に、地味な文学少女は冒険的なドキドキを味わいました。

 

 

『コピーライターの世界』糸井重里さん編著

我々世代のライター、コピーライターからするとレジェンド的存在の糸井重里さん。

 

図書館で、コピーライティング技術を磨いてくれそうな書籍を探していたところにこちら『コピーライターの世界』と出会いました。

目があって、話せなくなり、その場で立って読み始めたら驚きです。

糸井重里さんが後輩のごとくペコペコ敬語を使っているではないですか。

 

先輩に先輩がいることを脳みそがすんなり受け入れられない時、ありますよね。

 

コーヒー中毒にあなたのためにセレクトします】

『コンクールシェフ!』五十嵐貴久さん著

とーってもかわいい表紙。

美味しそうなお料理に惹かれ、手に取りました。

実際にはすごい哲学ドラマなのです。

海鮮おこわをつくるシーンがとても好きでした。

小説も、文章も、お料理も同じ。

作り手の多岐にわたる意図が100%受け手に届くとは限らないけれども、出来うる限りの思いを込めて手を尽くすのがプロというものなのでしょう。

【お気に入り小説が原作の映画を無料で楽しめちゃいます】

今日買った本・届いた本📚

『全部を賭けない恋がはじまれば』稲田万里さん著

 

かわいいですよね。

ぱらりとみた感じ、「恋」よりもっと水っぽく体のことに展開していきそうな小説です。

素敵な日本語を書かれる稲田万里さんの小説をもっと今後読むことができたら嬉しいなあと思います。

 

 

『10品を繰り返し作りましょう〜わたしの大事な料理の話〜』ウー・ウェンさん著

【お気に入り小説が原作の映画を無料で楽しめちゃいます】

[rakuten:book:20791161:detail]

わたしはウー・ウェンさんの大ファンなのですが、こちらは未読で気になりました。

毎年レシピ本大賞の常連さんです。

中国の食文化を意識させつつ、和食の再認識を促してくださる素敵な料理家さんです。

[rakuten:book:20446324:detail]

わたしのウー・ウェンさんとの出会いはこの暮らしエッセイでした。

こちらもとっても素敵なので、生活にゆとりが欲しい時にはぜひおすすめです!

いつかウー・ウェンさんのお料理教室にお邪魔してみたいなあと、ほんのり思っています。

 

コーヒー中毒にあなたのためにセレクトします】

『君が手にするはずだった黄金について』小川哲さん著

[rakuten:book:21049872:detail]

小川哲さんをお嫌いな読者などいるのでしょうか。

お気に入り小説は数多くあるのですが、どれも一括りにできない要素を持っているのではないかと感じています。

 

わたしの中で、「小川哲さんはこういう作家!」という言語化がまだできません。

いやすごいなあという知性をもりもりに感じさせ、こちらの語彙力を潰してくるほどの小説を届けてきてくださっています。

 

このテラテラのリボンに、『嘘と正典』的な世界観を想像しているのですがいかがでしょうか。

[rakuten:book:20676123:detail]

今後とも大ファンを名乗らせていただきたい、スーパーな作家さんです。

 

【お気に入り小説が原作の映画を無料で楽しめちゃいます】

終わりに📚

今回は「最近読んだ本 / 今日買った本・届いた本📚」のお届けでした。

いかがでしたでしょうか。

 

 

今日のブログはここまでにしようと思います。

こちらのブログも開設から半年ほどが経ちました。

日々たくさんの方に読んでいただけているようで、アクセス解析を見るのがとても楽しいです。

 

いつもどうもありがとうございます!

 まだまだな未熟者による小さなブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

instagramtwitterもやっています。

ぜひフォローやいいねをしていただけたら嬉しいです! 

https://www.instagram.com/books.tea.76/

https://twitter.com/books_76

 

以上、り📚書店員でした~!

 

 

読者のあなたへ、Kindle📚を30日間無料体験のプレゼント

↓ ↓ ↓

www.amazon.co.jp

【お気に入り小説が原作の映画を無料で楽しめちゃいます】

 

コーヒー中毒にあなたのためにセレクトします】

 

【お気に入り小説が原作の映画を無料で楽しめちゃいます】

 

ぜひ併設ブログ『り🌻読書女子の文化じかん』もよろしくお願いいたします。

culture76.hateblo.jp