『り📚書店員による小説のすゝめ』
こんにちは。り📚書店員です。
みなさまいかがお過ごしですか?
本日の独自美術展評はこちら。
1階展示室
まずお伝えさせてください。
展示のかるたが、それはそれは見事でした…!
厚みや大きさが違う数々の紙の上に「達筆」と言う一言で表現して足りないくらいの、墨の濃淡が映ります。
中には絵が書いてあったり、金箔のようなものが施されていたり。
見るだけでとても美しいのですが、これをものすごい速さで叩いていたかるた取りがいたのかと思うとなんだかじんときます。
『草子洗小町之図』伊藤小坡さん
かの有名な小野小町さんが盗作の違いをかけられ、必死になる様を書き表した図です。
小野小町さんと言えば、六歌仙、三十六歌仙に数えられ、今では多くの日本人がごく若い学生のうちに学ぶ1人の偉人のお名前です。
けれど小野小町さんご存命の当時には、もしかしたら「女性だから」という差別が存在したのかもしれません。
その女性差別をはねのけて歴史に残る偉人になった。
わたしは小野小町さんの歌に感性ががとてもすきでしたが、それ以上に「生涯」を大いに尊敬するきっかけになったのがこちらの図です。
2階展示室
2階の窓から覗けるさくらの景色です。
たまらなく美しいですよね…!
絵で知る伊勢物語
2階の展示室は伊勢物語を中心として絵画等の展示が多くありました。
伊勢物語を知らない人にでも、導入としてとてもわかりやすく、物語の時系列に沿った展示がされています。
また2階展示室の和室の素晴らしいこと。
これだけ大きい和室をわたしはは生で見たことがありません。
大河ドラマで偉い人が控えているような大きな和室。
ぜひ一度、あの立派な和室の2階展示室を歩いてみて下さい。
きっと素敵なあなたの思い出になることでしょう。
終わりに📚
本日はちょっぴり文学とも交わるアートレビューとなりました。
いかがでしたでしょうか。
今日のブログはここまでにしようと思います。
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以上、り📚書店員でした~!