『り📚書評家による小説のすゝめ』
こんにちは。り📚書評家です。
みなさまいかがお過ごしですか?
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本日の独自展評はこちらです。
新潟市美術館で2023年秋に行われていた常設展である『コレクション展3画家カリエールをめぐって』をレビューします。
『バルザックの頭部』オーギュスト・ロダンさん
彫刻作品です。あの作家の「バルザック」がモデルなのでしょうか。
目元の空洞にとても引き込まれました。垂れ下がるようにふさふさと膨れ上がる眉毛。
顔の陰影がとても濃く、自分の平たい顔とつい比較してしまいました。
【あなたが本当に好みのコーヒー豆、わかってる?】
『城趾白雨』近藤浩一郎さん
こちらは水墨画ですが、墨一色ではないかのように緑がみえます。
雨というより木漏れ日に近い温度を感じました。
あえて使用されている青々とした緑は、豊穣の色でしょうか。
【お部屋に彩り、欲しくない?】
『風景』長谷川秋一郎さん
日本の田舎の風景を感じさせる画面です。白や黒の電柱が印象に残ります。
ふさふさとした草に飛び込みたくなるような、包み込こまれるような気分になりました。
何を育てている街なのでしょう。とても質素な豊かさがあります。
『ナルシス94-2』市橋哲夫さん
1994年の製作らしく、現代アートらしい印象の絵です。
絵の前を半円形に歩くと面白いですよ。
とても立体感を感じさせる艶と、見事なグラデーションでできている作品です。
【1年のご褒美においしいものを食べたい!】
画面は微妙に繋がっていない。
どこから飛んできたかわからない水滴。
背景は何を隔てているのか。
ぱっと見の矛盾を考察しているうちに、この作品の世界に引き込まれています。
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『レッド・ラウンジ』アンソニー・グリーンさん
板を部屋の形に合わせてくり抜いた、特徴的な画面です。
部屋には家族と思われる人たちがいて、リビングで寛いでいるところを盗撮しているような後ろめたさを感じます。
【お部屋に彩り、欲しくない?】
斜め上の天井から見下ろしている構図は、とても裕福な家柄を上から見下し小馬鹿にするかのようです。
おそらく六角形をした部屋で、画面の右端と左端は本来繋がっているのかも知れません。
正面に座るお母さんだけがすこし挑発的にわたしたちを見つめています。
【あなたが本当に好みのコーヒー豆、わかってる?】
『瓶と蜜柑』矢部友衛さん
蜜柑が銀色の盆にとても美しく反射しています。
蜜柑のハイライトはとてもこってりとしていて、絵の具を重ねて表現されています。
真ん中の蜜柑は葉の透き通る色ととても相性よいです。
右側の蜜柑は、深みのコントラストが生じていて柚子のような感触となっています。
背景のまだら模様がまたとても素敵です。
【お部屋に彩り、欲しくない?】
瓶の模様は、植物に寄生する虫か何かを書いているのでしょうか。
蜜のように艶やかな蜜柑に吸い寄せられたわたしたち鑑賞者のようです。
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終わりに📚
本日は新潟市美術館『コレクション展3画家カリエールをめぐって』の美術展評をお届けしました。
いかがでしたか。
西洋画、日本画、近代アートと幅広いジャンルを一度に楽しむことができる展示でした。
メインとなるカリエールの作品は展示室序盤にたくさん並べられています。
まとめてカリエールを堪能することができるチャンスですので、近隣の方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
このブログも日々、たくさんの方に読んでいただけているようでありがたいです。
おかげさまでアクセス解析を見るのがとても楽しいです。
とても嬉しいです。どうもありがとうございます!
始まって間もない小さなブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。
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以上、り📚書店員でした~!
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