り📚書評家による小説のすゝめ

若手書評家、アートカルチャー系ライターをしています。り📚です。元書店員。独自書評や買った本の話、美術館や観劇の記録などをつけていきます。併設趣味ブログhttps://culture76.hateblo.jp/

映画評 / 書籍にまつわるおすすめ映画3選

本と人が織りなす感動の物語。書籍にまつわるおすすめ映画3選

 

クラウドファンディング挑戦中です!

ぜひ、り📚のサイドストーリーを読んでいただけましたら喜びます。

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こんにちは。り📚書評家です。

みなさまいかがお過ごしですか?

 

【エンタメでお得に心を磨く方法】

本日の独自映画評はスペシャルトピックです。

「書籍にまつわる映画3選」をお届けします。

 

本がすき。同じくらい映画もすき!

というあなたのために執筆しました。

 

ぜひたのしんでいただけましたらうれしいです。

 

 

【目を閉じている時間も惜しい本物の読書家へ】

静かながらも強いドラマが

本が登場する映画には、静かで力強いドラマがあるのではないかと、わたしは思っています。

 

登場人物が本に救われたり、本を通して誰かとつながったり。

そんな「書籍にまつわる映画」は、読書好きにとって格別の魅力を放ちます。

 

本日は「本」が鍵を握る映画のなかから、わたしの格別のおすすめ映画を3作品ご紹介します。

どれも書籍や出版、小説への愛情が深く描かれている作品です。

 

こころあたたまる物語から、実在した作家さんの伝記、編集者と作家の緊張感あふれる関係など。

あなたの読書の世界を、さらに豊かにしてくれる映画をご紹介します。

 

【あなたが本当に気に入るコーヒー、お届けします!】

『丘の上の本屋さん』本と再生の物語が交差する、南イタリアの静かな奇跡

丘の上の本屋さん』(原題:Il Postino di Santa Teresa)は、南イタリアの書店を舞台にした映画です。

本がもたらす癒しと再生の物語が、ヨーロッパの美しい風景とともに静かに描かれています。

 

過去に小説を出版したものの、いまは隠遁生活を送る孤独な作家のもとにやってきたのは、難民キャンプで暮らす若い少年でした。

言葉も文化も異なるふたりは相性が悪そうに思えますが、年上からの思いやりで距離を縮めていきます。

 

最終的には本を通してふたりが心を通わせていく姿に、胸を打たれました。

本こそが人生の救い?

この映画『丘の上の本屋さん』は「本が持つ力」そのものが主役です。

人の心を開き、興味をそそり、新しい天気を与えてくれるのは、いずれも本でした。

 

本はただのものではなくエンターテイメントでもありません。

書籍とはまさに「扉」なのではないかと、感じさせれくれる映画でした。

 

【おいしい紅茶を日本に届ける専門店】

文学と人生の再生を穏やかに描くこの作品『丘の上の本屋さん』は、まさに読書好きのための映画です。

 

さらに本の力にまだ気がついていない、あまり本を手に取らない方には、ターニングポイントとなってくれるかもしれない映画だと感じています。

 

 

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』文芸界の巨星の影で成長する、夢見るアシスタント

映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は、本がだいすきな女性の回顧録映画です。

 

【ノマドワーカーのべストパートナー】

マイ・ニューヨーク・ダイアリー』(原題:My Salinger Year)は、J.D.サリンジャーの出版エージェンシーで働いた実在女性・ジョアンナ・ラカフの回顧録をもとに制作されています。

 

舞台は1990年代のニューヨークです。

詩人志望のジョアンナは、出版エージェント事務所に就職し、世界的作家J.D.サリンジャーに当てられたファンレターを処理する仕事に就きます。

 

作家はいらない。仕事をして?

と手厳しくいってくるボスの監視の目を潜り抜けて、憧れの文学の世界をたのしみはじめるのでした。

 

型にはまった仕事と自分の夢の間で葛藤しながら、自身の声を見つけていきます。


文学界のリアルを垣間見れる映画

映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー」は、出版や著者にまつわる「文学界のリアルな舞台裏」が覗けます。

読書がすきな人なら興味を持つ方も多いトピックに触れられるという特別感があるでしょう。

 

さらにヒロインのジョアンナ自身が、読む側から書く側へとステップアップしていく映画のため、叶えたい夢があるすべての人のこころに響く映画ではないかなと感じました。

また、サリンジャーの伝説的な存在感が、直接登場することなく強烈に描かれており、彼の作品を知っている人には特に深く刺さる内容です。

books76.hatenablog.com

 

ミス・ポター』絵本作家ビアトリクス・ポターの絵と言葉と人生

映画『ミス・ポター』は、ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの生涯を描いた伝記映画です。

19世紀末のロンドンを舞台に、ひとりの女性が信じた動物や作品との対話の世界を繰り広げていきます。

 

ミス・ポター』は、ビアトリクス・ポターの創作の喜びと苦悩が繊細に描写されている映画です。

空想とお絵描きが上手だった少女から

映画『ミス・ポター』では、少女のころから動物をスケッチし、物語を綴ってきたビアトリクス・ポターがいかにして出版の世界へと踏み出したかというストーリーに始まります。

当時の社会は現代の日本とは異なり、女性作家に冷たかった様子。

よってかわいらしいイラストを魅力とした絵本は、出版界からも厳しい判断を下されました。

 

この映画『ミス・ポター』の魅力は、本が生まれる瞬間に寄り添えることではないでしょうか。

実際に草稿段階のスケッチブックや原稿がたくさん登場し、とてもわくわくさせられました。

 

動き出すピーターたちの姿は、著者にとって真の友達であったのだということも、映画『ミス・ポター』の視聴者に強く印象づけられます。

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素晴らしい本を産み、守る人がいるということを

今回ご紹介した映画3作品はいずれも、ただの背景ではなく、登場人物のこころや人生を動かす存在として「本」が描かれています。

 

『丘の上の本屋さん』は、本を通して心を癒す物語です。

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は、本の裏側に触れる視点を魅力とする映画でしょう。

さらに『ミス・ポター』は、本を「生み出す」側の喜びと苦悩を描いています。

 

【ノマドワーカーのべストパートナー】

本がだいすきなわたしですが、1冊のこの本が「この本を書いてくれた作家さん」や出版してくれた「版元さん」、棚に大切に守り抜いてきてくれた「書店さん」など、さまざまな人からのやさしさのバトンであることをいつでも忘れないようにしたいと、改めて感じさせられました。

 

読書すきのあなたが、ふと物語の余韻に浸りたくなったとき。

あるいは創作や自己実現のモチベーションを高めたいとき。

 

これらの映画は、あなたにそっと寄り添ってくれることでしょう。

 


 

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今回ご紹介した映画3作品は、いずれもAmazonプライムビデオで視聴可能です。

(時期により、一部有料レンタルとなる場合があります。)

 

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終わりに📚

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以上、り📚書評家でした~!

 

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