【夏休み出版社フェア】集英社文庫「ナツイチ」2024
こんにちは。り📚書評家です。
みなさまいかがお過ごしですか?
【もっと効率よく読書したい本物の読書家へ捧ぐ革命】
本日の独自評論はこちら。
「ナツイチ」2024の対象書籍の中から、わたしのおすすめ集英社文庫を9つ紹介します。
「ナツイチ」2024とは?
「ナツイチ」2024とは、夏休みシーズンの出版社文庫フェアのうちのひとつです。
対象書籍を書店で購入すると、集英社のキャラクター「よまにゃ」のクリップブックマーカーが購入冊数分もらえるという嬉しいフェアです。
よまにゃクリップブックマーカーが全4種類あります。
今年限定デザインのクリップブックマーカー。ぜひ4冊以上購入して4つコンプリートしてみてはいかがでしょうか。
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「ナツイチ」2024わたしのおすすめ集英社文庫9選
クリップブックマーカーが欲しいけれど対象書籍が魅力的すぎてどれを買おうか迷ってしまうという方も多いかもしれません。
【人は、香りに導かれる】
そこで、当記事では書評家のわたしが選ぶ「ナツイチ」2024おすすめ対象書籍を9つ紹介します。
よろしければ参考にしてみてくださいね。
『逆ソクラテス』伊坂幸太郎さん著
小学生男子たちが哲学思考を身につけ、世界を見通しているパワフルな短編小説集です。
あなた自身おしんはどこにありますか?
そうしたことを問いかけてくるような、面白おかしくも革新的な小説です。
【実用書の要約、小説のあらすじ、オーディオブック機能まで!】
『きのうのオレンジ』藤岡陽子さん著
男ふたり兄弟のある過去について回想していく物語です。
ある出来事をきっかけに、兄と弟のエピソードへ時間軸が戻ります。
日常の中のあたたかさや残酷さを描きだすのがお上手な作家さんによる、過去と向き合う真っ直ぐな主人公のお話です。
【もっと効率よく読書したい本物の読書家へ捧ぐ革命】
『我が友、スミス』石田夏穂さん著
友であるらしいスミスとは、「トレーニングマシーン」です。
女性会社員が筋トレに目覚め、自分を強化したくましい筋肉を身に纏うことに喜びを感じ始めること、ボディビルにおける女らしさの指標に悩む出来事に直面します。
筋トレは男らしい?セクシーさは女らしい?
中間点や自分の理想を探っていく、心理的冒険ストーリーです。
【人は、香りに導かれる】
『恐るべき太陽』ミシェル・ビュッシさん著
[rakuten:book:20945302:detail]
作家志望の登場人物たちが描き出す物語。
創作する人たちの意識と無意識から、さまざまな要素が染み出してきます。
海外翻訳小説が文庫で読める点は、集英社文庫の大きな魅力だと思います。
今年は『恐るべき太陽』がナツイチ2024対象書籍となりました。
この機会にぜひ、海外文学を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【おうちに届いて70%オフ?!】
『マスカレード・ホテル』東野圭吾さん著
[rakuten:book:17008488:detail]
映画化もしているマスカレード・ホテルシリーズの1作目です。
プロフェッショナルを貫きお客さまのために尽くすホテルフロントマンと、プロフェッショナルを貫き市民の命を守る捜査一課刑事。
互いの仕事への情熱は同等に強いものの、目指すゴールが真逆にあることで、時に信念がぶつかり合うリアリティが見事なシリーズだと思います。
【人は、香りに導かれる】
『オーラの発表会』綿矢りささん著
[rakuten:book:20416849:detail]
夢かわいいふわふわ感を存分に表現したかわいらしい単行本表紙がそのまま文庫になりました。
不思議ちゃん女子大生の主人公は、読者の理解を得にくい言動や行動を繰り返します。
そんな中で彼女に発現した「ある才能」。
またよくわからないことを、と思いつつ主人公に思いっきり乗せられて読んでみてください。
【もっと効率よく読書したい本物の読書家へ捧ぐ革命】
『ミシンと金魚』永井みみさん著
[rakuten:book:21249076:detail]
晩年に問われた「人生は、しあわせでしたか?」という言葉に対し、赤の他人へ主人公が語る過去の思い出のお話です。
主人公のおばあさんは認知症。いわばすべてが叙述トリックリスクのある描写です。
認知症も、自分の良い思い出を綺麗にとっておく意思が働くものでしょう。どちらも通ずる部分があるかもしれません。
読者に自身の死生観に向き合うよう敷いてくるエネルギーに満ちています。
【実用書の要約、小説のあらすじ、オーディオブック機能まで!】
『エンド・オブ・ライフ』佐々涼子さん著
[rakuten:book:19880262:detail]
ノンフィクション作家さんによる闘病記です。
命の閉じ方を考える著者はもちろんのこと、医療現場と医療従事者に寄り添うことを忘れない誠実な姿勢に、大きなものに包まれた気持ちになりました。
【カスタムメイドのコーヒー豆が届くサブスク】
『水たまりで息をする』高瀬隼子さん著
[rakuten:book:21249098:detail]
芥川賞作家さんの衝撃の小説が、待望の文庫化です。「ナツイチ」2024の対象にも選ばれました。
いつだって相手のことを一番に考えて、身の振り方に悩んできた夫婦。
けれどどうしても譲れないお願いをしてしまったこともありました。
時間がこんなに短かったのなら、あんな無理をさせないでおけばよかったという虚しさに包まれていく小説です。
大きな空虚に対する淡々とした文体がまた、痛みを増長させるように感じました。
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終わりに📚
今回のブログでは「ナツイチ」2024を紹介しました。
いかがでしたか?
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以上、り📚書評家でした~!
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